印刷データ作成ガイド
対応ソフトウェア一覧

PDF形式

PDF（Portable Document Format）とは、Adobe社が開発したファイル形式で、作成したドキュメントをmacOSやWindowsといった、異なる環境でも作成時と同じ状態を再現することが可能なファイル形式のことです。

そのため各ソフトウェアから書き出したPDFファイルは、作成ソフトウェアがない環境でも閲覧が可能です。

Canva・パーソナル編集長（Windows）・Pages（macOS）などは、PDF形式の書き出しによって印刷できるようになります。

PDF形式のメリット

• 印刷会社にないソフトウェアで制作していても、PDF形式での入稿なら印刷可能です。
• 環境の違いでレイアウトが崩れる可能性が低いので、安心して入稿できます。
• 容量やファイル数がコンパクトになり、ネットワーク転送での入稿が便利です。

注意事項

作成方法によっては印刷をお受けできない場合があります。下記の注意事項をご確認ください。

• ご入稿前にフォントがすべて埋め込まれているか確認してください。PDFにフォントがすべて埋め込まれていないと、文字化け・文字ズレ・文字の変更などの状態で印刷されます。
• 解像度が意図した通りに保存されているかを確認してください。変換時の画像解像度の設定が正しく設定されていないと、PDFでの画像解像度が著しく低下し、画像が荒く印刷される場合があります。

DTPソフトウェア

トクプレでは、Adobe社より発売されている印刷パブリッシングソフトウェアでの制作を推奨しております。

これらのソフトウェアは、印刷物の確実かつ効率的なデザイン・制作が実現できます。トクプレではこれらのソフトウェアで制作されたデータをDTP入稿扱いとさせていただきます。

以下に記載されていないバージョンにつきましては、窓口までお問い合わせください。

Adobe Creative Suite・Adobe Creative Cloud

注意事項

• ご入稿の際は、必ず最新のアップデートを適用し、制作されたバージョンで保存したデータにてご入稿ください。（バージョンダウンはトラブルの原因になります）

Microsoft Office（Microsoft 365）

Microsoft Officeデータ（Microsoft 365データ）（Word・Excel・PowerPoint）は業務用印刷向けに作られたソフトウェアではありません。

また当社で使用している業務用印刷機と家庭用のインクジェットプリンタでは印刷方式が違うため、お客様のデータを当社にて印刷用データに変換させていただきます。

注意事項

• 上記以外のソフトウェアについては、PDF入稿またはお客様窓口までお問い合わせください。Microsoft Office以外でPDF・DTP入稿にも当てはまらない場合は、OFFICE入稿扱いとさせていただきます。
• Office関連のデータについては、当社の変換システムにより印刷可能なデータに変換致します。変換システムにより、文字化け・画像の抜けが生じる可能性があります。
• 当社対応外のフォントを使用されている場合は、ご連絡又は当社対応フォントに置き換えさせていただきますのでご注意ください。
• macOS版のMicrosoft Officeデータは当社では対応しておりません。予めご了承ください。