解説
ハーフトーンスクリーン情報とは、出力先の線数や網の角度などを指定する情報です。
ハーフトーンスクリーン情報を与えることによって、ひとつの画像だけ60線の出力をして他は通常の175線の出力をするなどということが可能になります。
ただし、ハーフトーンスクリーン情報に出力機が対応していない(もしくは無効にしてある)場合もありますので、あらかじめ事前の打ち合わせが必要になります。このため作業工程が煩雑になることも否めません。
実例
これは正しい出力イメージの図です。
これはハーフトーンスクリーン情報が含まれていた場合の図です(イメージ)。
通常175線で出力されるところを47線などの低い線数で出力される場合があり、意図したイメージと異なる場合があります。
また、プリンタによってはこのようにハーフトーンスクリーン情報が含まれていても、このように出力されない場合があります。(刷版ではハーフトーンスクリーン情報が有効になり上記のようなイメージの印刷物が仕上がります)
意図せぬエラーの回避のために
ハーフトーンスクリーン情報を含めないで保存する場合はPhotoshopでEPS保存する際に、「ハーフトーンスクリーン情報を含める」のチェックを入れないで保存してください。
▲画面はPhotoshop5.0です。