小ロット印刷ビジネスを考える
吉田印刷所が小ロット印刷ビジネスを考え始めたのは今から15年ほど前になります。
CTPの導入により、製版フィルムがないワークフローが確立され、印刷の色校正を本刷用印刷機(=最終的に印刷を行う印刷機)にて行うことがきっかけとなりました。
色校正は数枚といった小ロットしか必要ないため、印刷環境(生産体制)を大幅に変革させ、コストバランスの合った色校正印刷を実現できました。この色校正の印刷を通常の印刷にも応用したものが弊社の小ロット印刷になります。
この小ロット印刷を活かしたサービスを吉田印刷所ではご提案いたします。
時代はニーズの多様化へ
個人の嗜好・活動・生活環境の多様化によって、ニーズは従来の画一的なものから多種多様なものへと変化してきました。
この変化に伴って情報発信も画一的なものから多種多様なものへと変化し、マーケティングの発展と合わせてセグメント別の情報発信が求められる時代になってきております。
情報発信媒体のひとつである印刷物も少種大量部数といったニーズから、多種小部数のニーズへのシフトが起きています。
ワークフローの見直しが常識を変える
吉田印刷所ではこうしたお客様のニーズに応えるため全てのワークフローを見直しました。
- 印刷受注の見直し・整理
- データ入稿の促進
- 印刷の刷り出しまでの準備時間の短縮
- 刷り出しに必要な印刷枚数の削減
- 適性資材の調達・開発協力
上記の様な工程の取捨選択・工程間の時間短縮・コスト圧縮によって、小ロットでもお客様にご満足いただける価格で印刷商品をご提供することができる様になりました。
ワークフローを見直す際に各工程に携わるオペレーターの技術・技能への高度な要求も多く出てきましたが、ひとつずつ課題をクリアし小ロットの印刷をご提供できるようになりました。
小ロット印刷への取り組みも15年が経過しましたが、現在も工程時間の短縮や適性資材の調達などの改善活動への取り組みを続けております。
小ロット印刷が最も威力を発揮する総合カタログ
長期運用される総合カタログだからこそ、小ロットのフレキシブルな運用が効果を発揮します。お客様のビジネスにおいて、印刷物が戦略的ツールとなるサポートをしています。