印刷業界で非常識と思われている文字の掛け合わせ、もしズレてしまったらと心配される方も、この会場に大勢おられるのではないでしょうか。現在、世の中では非常識と言われていることも、弊社では何の躊躇もこだわりもなく、ごく当たり前に印刷しています。なぜ当たり前にできるかというと、お手元に配布した薄紙をご覧ください。これはある花屋さんが、去年の暮れクリスマスに向けて作ったラッピング用紙です。そしてこれが今年の春バージョンのラッピング用紙です。今までこうした使い方は考えてなかったようです。しかし、これからは四季に合わせたラッピング用紙を作るといった方向性を示されたそうです。このような特殊紙や薄紙を印刷するには徹底して湿し水を絞るしかありません。見方を変えれば、水を絞っても問題を起こさないマシンの整備が重要ということです。
これまでの常識を否定して、非常識から生み出された情報更新型印刷のフレッシュプリントを最初に導入頂いたのが、医療介護の現場で実績の高いパラマウントベッド様です。弊社とお付き合いする以前は、年間の使用量を予測して一括で発注されておられました。この仕組みですと毎年、最終的に多くの無駄が発生していたそうです。この無駄を無くすために、分割と改版を可能にする生産調整型印刷のフレッシュプリントを採用して頂きました。現在ではインターネットを介した自動オーダーシステムにより、全国の拠点より毎月必要数のご注文を頂いております。これにより無駄になる印刷物が激減したことは申すまでもありません。