概要
今使っているWord・Excel・PowerPointなどのMicrosoft Office製品のバージョンを調べる方法を説明します。
なぜバージョンを調べる必要があるのですか?
Microsoft Officeはバージョンによって文字や図形などの表現のされ方が異なります。
例としては以下の様なものが挙げられます。
- 文字の詰まり方(並び)
- 図形への文字の回り込み方
- 箇条書きの表現
- 半透明オブジェクトの表現
- 図形への効果の表現
制作時のバージョンと、弊社で開いて作業する時のバージョンが異なると、体裁が大きく崩れてしまうことがありますので、入稿時には制作時のOfficeのバージョンを必ずご確認の上、ご連絡下さい。
バージョンを調べるための手順
バージョンを調べたいときには以下の手順で調べます。
以下の画面を確認して、お使いのWord・Excel・PowerPointの画面で似ているものを選択してください。
Office 2000・Office XP(2002)・Office 2003
Office 2000・Office XP(2002)・Office 2003は、ウインドウの上部に文字で「ファイル」「編集」などのメニューが並んでいます。
メニューから「ヘルプ」→「バージョン情報」を選択します。
バージョン情報のウィンドウが開き、バージョン情報が表示されます。
Office 2007
Office 2007はウインドウの左上にOfficeロゴが入った丸いボタンがあります。
左上のOfficeのロゴマークをクリックし、「PowerPointのオプション」を選択します。
「オプション」のウィンドウの左側の「リソース」を選択すると、下の方にバージョン情報が表示されます。
Office 2010
ウィンドウの左上にある「ファイル」のタブをクリックします。
「ファイル」のメニューの左側にある「ヘルプ」を選択すると、右側にバージョン情報が表示されます。
Office 2013
ウィンドウの左上にある「ファイル」のタブをクリックします。
「ファイル」のメニューの左側にある「アカウント」を選択すると、右側にバージョン情報が表示されます。
注意
Word・Excel・PowerPointは、制作時に設定されているプリンタの設定などが文字の表示・組まれ方などに大きく影響しますので、制作時のバージョンと弊社でデータを開くバージョンが一致しても全く同じ体裁で開かれる保証はありません。多少の文字ずれが発生します。このため文字ボックスなどから文字がはみ出て、文字が消えることもあります。
文字ずれが気になる場合は、PDF形式に変換したデータをご入稿することをお薦めいたします。