EPSファイル作成元のアプリケーションの設定を確認
Illustrator 9以降・InDesign 2.0以降で作成したEPSファイルが印刷に適しているかどうかを必ず確認してください。
Illustrator・InDesignの書類設定・書き出し設定が適切ではない場合、PDF変換を行っても印刷物として良好なものは仕上がりません。
その他アプリケーションの設定によっては印刷に適さないEPSファイルが作成された場合も同様にPDF変換以前の問題となりますので、各アプリケーションのマニュアル等をご覧の上、印刷に適したEPSファイルを作成してください。
EPSファイルにフォントを含める
貼り込んである(リンクしてある)EPSファイルはフォントを含めて保存した方がより意図した結果に近づく場合があります。
EPSファイルではなくネイティブデータを貼り込む
貼り込むデータはEPS形式よりもネイティブ形式の方が安定してPDF変換できる場合もあります。
EPSファイルを貼り込んで正常にPDF変換されない場合は、ネイティブ形式にするとうまくいくこともあるようです。
- Illustrator EPS(.eps)→Illustrator形式(.ai)
- Photoshop EPS(.eps)→Photoshop形式(.psd)
PDFデータよりEPSデータの方が良い場合もあります
InDesign CS2以前のInDesignでは貼り込まれているPDFの中にTrueTypeフォントが使用されていると「プリンティングエラー:原因不明の問題により Adobe Print Engine はデータの出力に失敗しました」などのエラーメッセージが表示され、PDF変換ができない場合があります。
この場合、貼り込まれているPDFデータをAcrobatで開いてEPS保存をし、そのEPS保存したデータを貼り込むとうまくいく場合があります。
正常にPDF変換できない場合はPostScriptファイルへ書き出しをしてPDF変換する
リンクされたファイルを変更しても正常にPDF変換できない場合は、PostScriptファイルの書き出しを行い、Acrobat DistillerでPDFへ変換してください。