書籍について
2009年8月18日に発売された書籍『カラーデザイン公式ガイド[技巧編]』(美術出版社)を紹介します。
内容について
日本初、PANTONEカラーシステムを使ってカラーデザインが学べるテキスト。インテリア、パッケージ、ファッションなど、身の回りのものに色がどのように使われているのか、豊富な実例をもとに解説。各章の最後には練習問題がついており、巻末の128色のカラーカードを切り取って色彩学習ができるように工夫されている。ヒューマンアカデミーで4月から開講される同講座のテキストとして採用。
3冊セットの2冊目となる本書では色が見えるしくみ、眼球の構造など、科学的医学的見地から色が見えるしくみを解説し、それをふまえた配色のコツを指導している。
目次
- Lesson 1:カラーシステム
- Lesson 2:色のスペクトル
- Lesson 3:目のしくみと見え方
- Lesson 4:照明と色
- Lesson 5:加法混色と減法混色
- Lesson 6:印刷の色再現
- Lesson 7:RGBとCMYK
- Lesson 8:科学的な色の伝え方
- Lesson 9:色と機能性
- Lesson 10:カラーコーディネート 1
- Lesson 11:カラーコーディネート 2
- Lesson 12:カラーコーディネート 3
- Lesson 13:カラーコーディネート 4
コメント
吉田印刷所は「Lesson 6:印刷の色再現」のP062の網点の拡大図の写真を提供させて頂きました。
以下のページの画像です。
この書籍はわかりづらい色に関する話題を、文字ばかりの情報だけでなく、視覚に訴える豊富な画像や写真でわかりやすく紹介しています。紙面の1/2~1/3は画像が配置されていますね。
今まで色に関して難しいというイメージを持っている方でも理解しやすい内容になっていると思います。
後半はデザインに関して色の配置・コーディネート・色の持つ力などについて掲載されています。
紙面のデザインだけでなく、Webのデザイン、写真のカラーバランスなどの参考になる部分が書籍から得られるのではないでしょうか。
注
内容は以下のページより転載させていただきました。
美術出版社 | PANTONEカラーデザイン公式ガイド[技巧編]supported by Pantone, Inc. 色の見え方に基づく配色のコツ