「選択範囲がロックされているため、この変更はできません」とメッセージが表示されて編集できない場合の対処方法(Word 2007・Excel 2007)

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選択範囲がロックされているため、この変更はできません

Word 2007・Excel 2007・PowerPoint 2007などのOffice 2007で、ドキュメントの修正・編集ができない場合の原因と対処方法について掲載しています。


状況

Word 2007・Excel 2007・PowerPoint 2007で編集をしようとして、文字を入力しても編集ができません。

Word 2007の場合、左下に「選択範囲がロックされているため、この変更はできません」と表示されます。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません(1)

原因と解決方法

a:ドキュメントが「最終版」になっている

Word 2007・Excel 2007・PowerPoint 2007には編集が完了した「最終版」として保存し、編集ができない読み取り専用(閲覧専用)の状態にする保存方式があります。

この「最終版」になっている状態の場合、編集ができませんので、以下の画像のように「Officeメニュー」より「配布準備」→「最終版にする」を選択して、「最終版」の解除を行って下さい。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません(2)


b:校閲の機能・開発の機能で「文書の保護」がされている

Word 2007・Excel 2007・PowerPoint 2007には校閲の機能で、文書・シート・ブック・プレゼンテーションを保護する機能があります。

この保護機能が設定されている場合、編集ができない状態になります。


Word 2007の場合は、編集したときに右側に表示されるメニューの「保護の中止」をクリックして保護の解除を行って下さい。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません(3)


Excel 2007の場合は、「校閲」メニューにある「シート保護の解除」「ブック保護の解除」をクリックして保護の解除を行って下さい。

選択範囲がロックされているため、この変更はできません(4)


c:ライセンス認証を行っていません

インストール後、Word 2007・Excel 2007・PowerPoint 2007のライセンス認証を行わないで使用を続けると、ドキュメントの編集などができなくなります。

ライセンス認証を行うことで、この問題を解決できる場合があります。



参考ページ