Word 2010のワードアートで画面上と印刷や保存したPDFで位置が違う問題

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Word 2010のワードアートで画面上と印刷や保存したPDFで位置が違う問題
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概要

Word 2010のワードアートで特定の効果を適用すると、画面上で見た状態と、印刷や保存したPDFとの位置が異なります。

PDF入稿される際は、必ず保存されたPDFが意図した状態で保存されているかどうかをご確認下さい。

問題の状況(再現)

メニューから「挿入」→「ワードアート」→何かのスタイルを選択します。



ワードアートを選択して、メニューから「描画ツール」→「書式」→「文字の効果」→「変形」→「形状」で画面のものを選択します。



わかりやすいように「力」という文字の両サイドに合わせて線を引きます。



メニューから「ファイル」→「オプション」を選択します。



「表示」→「常に画面に表示する編集記号」→「段落記号」にチェックを入れ「OK」をクリックします。



ワードアートの文字が全体的に左にずれているのが分かります。



このままの状態でPDF保存をしてみると、段落記号を表示する前のワードアートの位置で保存されています。



考えられる原因

Word 2010では画面表示する際に段落記号を含めたサイズで内容を変形しているためと考えられます。

また、印刷時・PDF保存時には段落記号を含めないサイズで内容を変形するため、画面上と異なるサイズになるという問題が発生すると考えられます。



対処方法

ワードアートを使用している場合、段落記号は表示しない状態で一度画面でご確認下さい。

また、保存されたPDFを開いて意図した通りに保存されているかを必ずご確認下さい。


場合によっては、段落記号の表示されていない状態とも印刷PDFの位置が変わることもあるようです。原因は調査中です。