DTP Transitにて『Illustrator CS3でドロップシャドウがずれてしまうことがある』といったことが書かれていました。
●出典:Illustrator CS3でドロップシャドウがずれてしまうことがある - DTP Transit
この問題の解決方法について紹介します。
問題の状況
以下の画像の様に、Illustrator CS3にて効果の「ドロップシャドウ」を適用すると、ドロップシャドウの影が大きくずれることがあります。
解決策 その1:アピアランスで「オブジェクトのアウトライン」を適用
この問題は、フォントをアウトライン化すれば解決できますが、これでは再編集が困難になります。
アウトライン化すれば問題を解決できるので、以下の様にアピアランスで「オブジェクトのアウトライン」(もしくは「パスのアウトライン」でもOK)を「ドロップシャドウ」の前に適用されるように設定します。
この問題については、西岡裕二さん(@n_yuji)からTwitter経由で教えて頂きました。
ありがとうございます。
@jdash2000 つ 効果>パス>オブジェクトのアウトライン http://d.hatena.ne.jp/n-yuji/20090130#p1">d.hatena.ne.jp/n-yuji/2009013...
— 西岡裕二さん (@n_yuji) 1月 24, 2013
解決策 その2:OpenTypeパレットの設定を変更
OpenTypeのパレットの「プロポーショナル」にチェックを入れると解決します。
この問題については「文字のドロップシャドウがずれる - Illustrator DTP PC よろず掲示版過去ログ」に現象についての質問と解決策が掲載されていました。
OpenTypeの設定(パレット上)で
プロポーショナルメトリクスのチェックボックスに
チェックしてみて下さい
自動の詰めでもドロップシャドウがずれません。
なんかのタイミングでチェックが入ってないと
ずれてしまうらしいのですが
原因は不明
関連情報・参考資料
- Illustrator CS3でドロップシャドウがずれてしまうことがある(DTP Transit)
- ペアカーニングを使うとドロップシャドウが置いてけぼりになる。 - 2009-01-30(遠近法ノート)
- 文字のドロップシャドウがずれる(Illustrator DTP PC よろず掲示版過去ログ)