Adobeの「Creative Cloud Blog」によると、Adobe Creative Cloudの規約が変更になり、Adobe CS6以降のアプリをいつでも使用できることとなりました。
また、インストールしたユーザーが2台同時に使用することも可能になっています。
この変更により、CS6より後のバージョンが発売された場合でも、Adobe CS6のインストール・使用が可能になります。
CS6以降を使用している場合は、(該当のバージョンをインストールしてあれば)バージョンの違いから発生するトラブルに悩むことがなくなります。
ライセンス契約に違反することなく、いつでも前のバージョンに戻れるというのは、様々なバージョンデータを扱う印刷会社・デザイン会社には便利な改善ではないでしょうか。
なお、FAQは以下の様に改定されるそうです。
Q. Creative Cloudのメンバーは、過去バージョンのソフトウェアを入手および使用する事はできますか?その場合、どのバージョンまでさかのぼる事ができますか?
A. Creative Cloudのメンバーは、全てのデスクトップアプリケーションの最新版をご利用いただけます。加えてCS6以降のアーカイブされたバージョンもダウンロードし、自由にご利用いただけます。
Creative Cloudのデスクトップアプリケーションは常に進化するため、ワークフローにおいて使用するバージョンを統一しやすいよう、主要なバージョンをアーカイブするという手法をとります。
アーカイブされた過去バージョンは、リリースされた当時のままアーカイブされます。つまり、新しいハードウェアやOSへ対応するためのアップデート等は行われません。
また、過去バージョンの利用期間/保存期間については、現時点で特に期限を設けていません。