配置する画像の解像度とIllustratorのラスタライズ効果設定の解像度の値は合わせた方が良いですか?

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Illustrator解像度は280dpiの画像を配置しています。

この場合のラスタライズ効果設定の解像度の値は合わせた方が良いですか?

合わせる必要はありません。300ppiをお薦めします。

ラスタライズ効果設定の解像度の値は、効果の項目で適用されるフィルターのきめ細かさを表すものです。

例えば、ドロップシャドウなどの影の部分のきめ細かさ、ぼかしのきめ細かさなどを表しています。

このため、配置している画像の解像度とは関係ありませんので、値を合わせる必要はありません。

 

印刷用としては、「高解像度(300ppi)」がお薦めですが、効果を多く使用している場合や画像などが多く、編集作業が重くなってしまう場合は「標準(150ppi)」でも良いでしょう。仕上がりの印刷品質に関わるので、バランスを考慮して設定して下さい。

 

Illustratorラスタライズ効果設定1

 

Illustratorラスタライズ効果設定2

 

入稿される印刷用データでもかなり多くのデータが「スクリーン(72ppi)」となっており、ドロップシャドウの影の滑らかさが失われているものが多いので、必ずご確認下さい。

 

関連情報

ラスタライズ効果設定の解像度を変更するとどのようになるかは次のページをご覧下さい。

ラスタライズ効果設定の解像度の違いによるイメージの違いについて DTPサポート情報)