PP加工では紙の端や裏側から紙へ水分が浸透するため、耐水性向上の目的には向きません。
PP加工は紙に接着剤を塗布してフィルムを貼る(圧着する)加工です。
パウチ加工の様に用紙全体をフィルムが包んでいるわけではありません。
このため、フィルムが貼られている部分はフィルムに保護されて紙へ水が浸透しませんが、「紙の端のフィルムと紙の隙間」や「紙の裏側」から紙へ水分が浸透するため、紙が伸びたり切れたりするので、耐水性が高まるという認識は正確ではありません。
耐水性を確保したい場合は、水に強い合成紙のユポを使用した印刷をお薦めいたします。(弊社ではユポ紙にスーパーユポを使用します)
スーパーユポについて (DTP・印刷用語集)