当社のデータ入稿で一番の多いものはやはりIllustratorのデータ入稿です。次にQuarkXPressのデータ入稿・WindowsのPowerPointのデータ入稿・WORDのデータ入稿と続きます。
データ入稿の出力で大切なことは、やはり出力前のデータ確認です。オーバープリント・RGB画像やスポットカラー(特色)・不足フォント・ハーフトーンスクリーン情報・トランスファ情報など、他にも様々な問題がデータ入稿では起こります。オーバープリントやRGB画像・スポットカラーは分版合成してプリントアウトをされる方はほとんどいないため、なかなか気づかないようです。
オーバープリントは実際に分版合成してみないとなかなか分かりませんが、RGB画像やスポットカラー・不足フォントなどの問題は出力前にプリフライト用ソフトウェアを使用することである程度問題が見えてきます。前回はIllustrator用プリフライトソフトウェアの「イラレの鬼」を紹介しましたが、今回は「FlightCheckCLASSIC4.2J」紹介です。
この「FlightCheck」は上記問題を出力する前に教えてくれるソフトウェアです。このソフトウェアでは、以下のアプリケーションの問題点を調べることができます。
・QuarkXPress3.1~4.1
・PageMaker4.2~6.53
・Photoshop4.0~6.0
・Illustrator5.5- 9.0
・InDesign1.0J~1.5E
・Acrobat3.0~5.0(PDF1.2~1.4)
・FreeHand7.0~10.0
・Word8.0~9.0(Mac版)
今日使われているいわゆるDTPアプリケーションにほとんど対応していると言っても良いのではないでしょうか。
使用に関してのレビューをAll About JAPANのDTPのページで行っています(後述)ので、こちらも参考になさってください。
当社でもFlightCheckを入稿データ確認時・刷版出力前に使用しており、出力エラーを防止するのに大変役立っております。
データ入稿の際にFlightCheckなどのプリフライトソフトウェアを是非ご活用ください。
→「Markzware FLIGHTCHECK CLASSIC-J v4.1」(67,000円)
-SOFTWARE Too
http://www.swtoo.com/product/markzware/flightcheckClassic/flightcheckClassic4j.html (4.2Jへのアップデーターが既に公開されています)
→「Markzware FLIGHTCHECK CLASSIC-J v4.1 デモ版」
-SOFTWARE Too
http://www.swtoo.com/download/markzware_flcClassic.html
→「FLIGHTCHECK 4.12試用記(QX編)」
-All About JAPAN [DTP]
http://allabout.co.jp/computer/dtp/closeup/CU20011022A/index.htm
→「FLIGHTCHECK 4.12試用記(IL編)」
-All About JAPAN [DTP]
http://allabout.co.jp/computer/dtp/closeup/CU20011029A/index.htm
a https://www.ddc.co.jp/mail/
【ソフトウェア紹介】「FlightCheckCLASSIC4.2J」(MacOS用)
- 公開:2001-11-10 10:02
- 更新:
- 制作/編集:吉田印刷所