特売プレスではWindows版Microsoft Officeのデータ入稿に対応しております。
このMicrosoft Officeのデータ入稿の中でもかなりの数を占めているのがPowerPointのデータ入稿です。
このPowerPointですが、本来はプレゼンテーションのスライド作成のためのもので、実際にセミナーや講演会などでスライドを使用する場合最も使われるソフトウェアといっても過言ではないでしょう。
PowerPointは文書を作成するためのソフトウェアではないので文字やオブジェクトの自由な配置が特徴です。このためWordなどよりパンフレットやチラシ作成には適しているという特長を持っています。
しかし、PowerPointは元々このスライド作成のためのソフトウェアなので注意すべき点があります。それは用紙のサイズ(キャンバスのサイズ)です。PowerPoint2000では新規でドキュメントを作成すると、用紙のサイズ(「ファイル」→「ページ設定」をご覧下さい)が「『画面にあわせる』幅24cm 高さ18cm」とモニタ画面の比率(4:3)に合わせたものになっています。紙の縦横の比率は4:3ではなく約10:7ですので比率が合わずに、PowerPointのデータを紙のサイズに合わせようとすると、上下か左右のどちらかに余白ができてしまいます。
こうした事態を防ぐために、仕上がりA4サイズなら「幅21cm 高さ29.7cm」(もしくは「幅29.7cm 高さ21cm」)と数値を「手動」にてご入力下さい。(注)見た目がより仕上がりに近くなります。
PowerPointのデータ入稿では入稿前に用紙のサイズ(「ページ設定」)を必ずご確認下さい。よろしくお願いいたします。
→「Microsoft Office出力」
http://www.ddc.co.jp/yoshida/windows/microsoft/
→「Microsoft Office - ホーム」
http://www.microsoft.com/japan/office/
(注)スライドのサイズ指定で「A4 210×297mm」という項目がありますが、なぜか「幅26cm 高さ18cm」になってしまいます。プリンタの印刷可能範囲を考慮した値かもしれませんが、手動で「幅29.7cm 高さ21cm」と入力した方が見た目がより仕上がりに近くなります。
【ワンポイント】PowerPointの用紙サイズについて(重要)
- 公開:2002-07-12 10:04
- 更新:
- 制作/編集:吉田印刷所