当社のデータ入稿で「不必要なオーバープリント」のエラーは8.3%もあります。
この「不必要なオーバープリント」は、スミ文字をオーバープリントに設定した後にカラーを(CやMなどに)変更した場合や、オーバープリントに設定したオブジェクトをコピーして流用した場合など様々な作業から不意に発生します。
オーバープリントになっていればカラーが意図したものと異なってしまう場合が多いので、オーバープリントの設定には気を付けたいものです。
だからといって、オブジェクトをひとつひとつ調べるというのは現実的な話ではありませんし、Illustrator9以降に追加されたオーバープリントプレビューの機能を使い、ドキュメントをよく見ても気づかない場合もあります。
そこで今回紹介するソフトウェアは「Checkman AI Plug オーバープリント選択」です。
このソフトウェアをインストールすることでIllustratorでオーバープリントに設定されているオブジェクトのみを選択する事が可能になります。このソフトウェアを利用することで不意にオーバープリントを設定したオブジェクトを発見することが可能になるかと思います。
Illustratorにて編集を行う方は是非ご活用下さい。
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Checkman AI Plug オーバープリント選択はIllustratorのプラグインです。
Illustrator上のオブジェクトでオーバープリントの属性が指定されているものを選択状態にします。
プラグインのインストール方法は、Illustratorのプラグインフォルダにコピーするだけです。Illustrator8~9用とIllustrator10用の2種類が同梱されています。
Illustrator を起動し、ドキュメントを開いている状態で使用可能になります。「編集」メニューの中に「Data Check!!」というメニューが追加されます。さらにそのサブメニューに3種類のメニューが追加され、「塗りか線にオーバープリント」「塗りにオーバープリント」「線にオーバープリント」の3つが選択できるようになります。
(「Checkman AI Plug オーバープリント選択」のページより)
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→「Checkman AI Plug オーバープリント選択」
http://home.n00.itscom.net/checkman/CheckmanAI.html
→「Checkman」
http://home.n00.itscom.net/checkman/
【ソフトウェア紹介】「Checkman AI Plug オーバープリント選択」
- 公開:2002-10-03 10:03
- 更新:
- 制作/編集:吉田印刷所