JavaScriptって知っていますか?
JavaScriptといえば、WEBでよく使われる技術ですが、実はIllustratorはJavaScriptで様々な作業を行うことができます。
Illustratorのスクリプトで有名なところといえば、毎日コミュニケーションズの「Illustrator10自動化作戦with JavaScript」の著者の古籏一浩さんの「OpenSpace」というページです。WEBでjavascriptを使ったことがある人は技術評論社の「Java Scriptポケットリファレンス」でお世話になったことがある人もいるかもしれませんね。日刊デジタルクリエイターズでも連載をされています。
OpenSpaceではIllustratorで「フォルダ内にあるEPSファイルを全て開きJPEG形式で保存しなおす」「タブ区切りテキストを読み込み自動レイアウトする」「指定年月のカレンダーを作成する」などを行うスクリプトの紹介が行われています。そのままでも使えるスクリプトもあるかと思いますが、スクリプトの内容を変更することで様々な仕事に応用できるのではないでしょうか。
「Illustrator10自動化作戦with JavaScript」(毎日コミュニケーションズ)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4839913544/0250436144-22
「改訂第3版 Java Scriptポケットリファレンス」(技術評論社)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774117269/0250436144-22
日刊デジタルクリエイターズ/ クリエイターのためのメールマガジン
Illustrator CS自動化作戦 with JavaScript
http://www.openspc2.org/book/IllustratorCS/
さて、自分でスクリプトを編集するのは…という方は、「イラレで便利 for Adobe Illustrator - アドビ・イラストレーターのツール集」というページを紹介いたします。
このページではちょっと便利な機能を実現するスクリプトを掲載しています。ほんの一例ですが、現在あるマスクの中に他のオブジェクトを入れる「マスクに入れる」、一度に画像を配置する「画像どっさり配置」、バラバラになっているテキストを連結する「テキスト連結」などは便利そうな機能です。Illustrator10とIllustrator CSに対応しています。
イラレで便利 for Adobe Illustrator- アドビ・イラストレーターのツール集
http://park17.wakwak.com/~ddpp/6ot/js_ill/
スクリプトを使うことで作業の効率化が行えます。ワンパターンな作業や無駄な作業はスクリプトにがんばってもらいましょう。