Microsoft Excel2007はたまに計算ミスをするそうです。
ITMediaに掲載されていた計算例としては、「77.1×850」「5.1×12850」が上げられており、実際にExcel2007で計算を行うと、正しい値(65535)の代わりに「100000」と表示されてしまいました。
Excel2003では正しい値の65535が表示されました。
計算結果が65535あたりの計算がおかしいというのは、いかにもプログラム的な問題だなと感じました。でも誰もExcelが計算間違いするなんて思っていないので、ちょっとびっくりしてしまいますよね。
Microsoftは既にこの問題を解決するためのアップデートを公開しています。
詳しい内容とダウンロードは以下のページをご覧ください。
▼ Excel 2007 ホットフィックス パッケージの説明:2007年 October 9日
| http://support.microsoft.com/default.aspx/kb/943075/
『
問題は主に乗算で発生しているが、実際には乗算とは関係なく、答えが65535になる計算の多くで問題が起きることが明らかになった。65536でも同様の現象が起きるという。具体的には、この問題が起きる数値は、Excel 2007で保存できる2進法浮動小数点数のうち、65534.99999999995から65535の6つ、65535.99999999995から65536の6つという。
』
▼ Excel 2007にバグ、誤った計算結果を表示 - ITmedia News
| http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/27/news018.html