吉田印刷所の印刷はオフセット印刷というタイプのものですが、印刷には様々なタイプのものがあります。
凸版印刷・凹版印刷・平版印刷・孔版印刷が代表的な印刷方式ですが、この中の孔版印刷で代表的なものがスクリーン印刷と呼ばれるタイプの印刷方式です。
このスクリーン印刷で一部の世代では身近なものの中に、理想科学工業(RISO)の「プリントゴッコ」というものがあります。これは自分でスクリーン印刷が簡単にできるという優れものです。年賀状などでよく使われていましたね。
さて、このプリントゴッコですが、メーカーの発表によれば、2008年6月30日でメーカ直接の販売を終了するとのことです。(小売店のものは在庫状況により別)
▼ プリントゴッコ本体販売終了のお知らせ|RISO:ニュースリリース
| http://www.riso.co.jp/release/20080530.html
『
理想科学工業株式会社(社長:羽山 明)は、プリントゴッコ本体のメーカー販売を終了いたします。
プリントゴッコは昭和52年(1977年)に発売され、以来31年の長きにわたり家庭用のコミュニケーションツールとして多くのお客様に年賀状印刷や布印刷などに広くご愛用いただいて参りました。
』
プリントゴッコは31歳なんですね~。
我が家にもプリントゴッコの黄色いタイプのものが確か押し入れに入っていた様な…(笑)。我が家は親が使っていましたが、時代に逆行して版画の方に変わったので全然使っていません。ランプも確か余っていた様な気がしますけど、すごく前のものなので安全に使えるかどうかちょっと不明です。(笑)
このプリントゴッコを使用した優れた作品をDesignWorksさんのブログで紹介していましたので、ご案内します。
作品を見てみると、これがあのプリントゴッコで本当に作られているのか?という複雑なものもあり、びっくりしてしまいます。詳しくは以下のページからどうぞ。
▼ プリントゴッコアート「 Gocco (Mini Screen prints)」: DesignWorks
| http://designwork-s.com/article/98216131.html
▼ グラフィックからレターセットまでプリントゴッコアート色々: DesignWorks
| http://designwork-s.com/article/98602762.html
また吉田印刷所でサポートしている「日刊デジタルクリエイターズ」でも、笠居トシヒロさんとまつむらまきおさんがプリントゴッコについて取り上げていました。こちらもぜひどうぞ。
▼ ■MKチャット対談 プリントゴッコよ永遠に/笠居トシヒロ&まつむらまきお