DTPサポート情報blogにInDesign関係のエントリーを2点追加しました。
「InDesignで文字を挿入・削除したときに数字の部分が一度に多く送られてしまう問題について」と「月日の区切りで使用した中黒「・」の文字詰めが狭くなる問題について」です。
ともに「連数字処理」に関わる内容です。
挙動としては「問題」があるわけではなく、機能に忠実なのですが、作業をしていて「あれ? なぜこうなっちゃうのかな?」と思ったので誰かしらの参考になるかなと思ってエントリーを書いてみました。(連数字処理自体はInDesign 1.0からあるので今更…という感はありますが)
「InDesignで文字を挿入・削除したときに数字の部分が一度に多く送られてしまう問題について」は例としては電話番号みたいな数字が並んでいる文字列がある場合に、連数字処理によりそれらが分離せずに次の行に送られてしまうという事例です。
「月日の区切りで使用した中黒「・」の文字詰めが狭くなる問題について」は別に文字の詰めが詰まって欲しくないのに連数字処理によって「・」が小数点と見なされ、文字が詰まってしまうという事例です。確かに機械的には「四・三」が「4.3」(小数点)なのか「4月3日」(日付)なのかはわかりませんからね。
スタイルによってははじめから「連数字処理」のチェックが入った状態になっていて気がつかずに「連数字処理」が適用された状態のまま使っているということもあるかと思いますので他の人が作成したテンプレートやドキュメントで作成する際に一度は確認しておいた方が良いかもしれませんね。
▼ InDesignで文字を挿入・削除したときに
| 数字の部分が一度に多く送られてしまう問題について
| https://www.ddc.co.jp/dtp/archives/20090330/114000.html
▼ 月日の区切りで使用した中黒「・」の文字詰めが狭くなる問題について