複数回に分けて弊社が発行している書籍『非常識が未来を創る - パンドラの箱の真実』の内容をメールマガジンでお届けしております。
経営者・営業担当向けの内容になっております。
書籍『非常識が未来を創る - パンドラの箱の真実』については以下のページをご覧下さい。
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この原稿は2011年6月28日に開催された「AGFAフェア2011東京」での株式会社吉田印刷所(新潟県五泉市)代表取締役社長吉田和久の講演の文字起こしを行い、内容を修正したものです。話の流れを分かりやすくするために順序の入れ替えや言い換えなどを行っていることを予めご了承ください。
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(前回からの続き。前回→ http://bit.ly/HMz3DC )
●仕入れ単価は正しい単価か
100円で買っているというお客様が、本当にそれを100円でお買い求めになっているのか。
2割3割捨てたら130円、140円になっているかもしれません。
そこに在庫の保管料、廃棄処分料を入れたら、もっと値段が上がってしまいます。
そのベースで考えていただかないと私どもがご提案する中身とは大きく乖離する部分が出てくるのではないでしょうか、こういうお話を常にさせてもらっています。
全てのお客様が理解してくださるとは言いませんが、経営層に近いところにいくと、話はだいたい理解していただける。
なぜか。
印刷発注担当者は基本的には業者を変えたくないからです。
業者を変えて何かあったら自分の責任になります。
私どもは何か起こそうなんて思っていませんし、自信をもってお勧めするのですが、担当者は事なかれ主義とは言いませんが、何かが起こる可能性があるのだったらリスクは背負わないほうが良い、こうお考えになる。
ですから、こういうお話はなるべく経営層に持ち上げていかなければならないと思っています。
この「フレッシュプリント」の仕組みは、ハイデルベルグさんが主催するエコ・プリンティング・アワードの大賞を受賞いたしました。
私どもがハイデルベルグを使っているからハイデルベルグの大賞をもらったという話ではありません。
全世界から57社。対象は枚葉の印刷会社です。
メーカーは一切関係なく、どのメーカーの印刷機を使っていても良い、ただ環境に対して自社の仕組みが良いと思った会社が応募するのです。
結果、私どもの会社とカナダのヘムロック社という会社が大賞を受賞しました。
審査員にハイデルベルグのスタッフは一切含まれていません。様々なジャンルから選ばれた人、日本人はいなかったようですけれども、そういうところから二社選ばれた中の一社であったことに、身に余る名誉な賞を受けたと思っております。
これも今お話したようなことが審査員の皆様方にちゃんと響いた。
その結果、ありがたい賞をいただいたと思っております。
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続きは次回以降のメールマガジンにて配信したいと思います。
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