先日Adobe Creative Cloud 2015がリリースされました。
Photoshop CC 2015・Illustrator CC 2015・InDesign CC 2015ではグラフィックプロセッサー(GPU)を活用した高速な動作が可能になっているそうです。
しかし、このGPUを活用すると、不具合が発生することがあるようです。
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●Photoshop CC 2015でファイルを閉じるとクラッシュする
Photoshop CC 2015のWindows版だけのようですが、GPUを活用した設定にすると、ファイルを閉じた途端にPhotoshopがクラッシュ(強制終了)する場合があります。
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●Illustrator CC 2015では数多くの不具合が発生することがあります
Adobeの公式ページからの転載ですが、Illustrator CC 2015でGPUを活用した設定にすると、以下の不具合が発生することがあるようです。
・Windows環境で強制終了してしまう
・既存ファイルを開くと何も表示されない(レイヤー等は表示される)
・新規作成でファイルが真っ黒になる
・ファイルの中にギザギザの線が現れる
・線の太さが一定にならない
・点線が実線になる
・「Web用に保存」を選ぶと強制終了する
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解決方法は、環境設定にてグラフィックプロセッサーの使用のチェックを外すことです。
公式のコミュニティやソーシャルメディアを見てみると、CC 2015は良い機能もあるが、不具合も多いという意見が見られます。
しばらくはCC 2014までのバージョンは、削除せずそのままにしておく方が良いかもしれませんね。
【CC 2015インストール時の注意】
今回のCC 2015からは、普通にインストールすると、CC 2014までのバージョンが削除されてしまう仕様に変更されました。
過去のバージョンを残しながらCC 2015をインストールする際は、
CCデスクトップアプリケーションにてAppタブにある
「すべてアップデートする」は「選択しない」で、
「詳細オプション」の中にある「以前のバージョンを削除」のチェックボックスを「オフ」にしてインストールを開始
としましょう。詳しくは以下のAdobe公式ページをご覧ください。
●過去バージョンを残したい場合の注意点 | Adobe Creative Station