カタログ印刷の見積もりの
「印刷費用」で気を付けるべき点とは?
印刷会社へカタログ印刷の見積もり依頼をして提出されたお見積もり書を見てこんな経験をしたことはないでしょうか。
- 印刷一式となっていて内訳がまったくわからない
- 細かく書いてある個々の項目の意味がわかっていない
- 実はなんとなく受け取ってしまっている
印刷会社の料金設定は会社それぞれですが、わかりにくいカタログの見積もり明細について、ポイントを少し知るだけでも理解度は大きく変わってきます。
今回は、カタログ印刷の見積りの項目について特にわかりにくい「印刷費用」についての解説と、見落としがちな「送料」の考え方について2回に分けて説明します。
今回は「印刷費用」を取り上げます。
今後、見積もり書を確認する際の参考にしてくださいね。
印刷費用を理解する上で、印刷の方法を理解しておくことが大事です。
カタログに限らず、印刷会社で印刷する場合、1ページずつ印刷機に通して印刷する、ということはほとんどなく、大きな紙に数ページ分をまとめ合わせて印刷することが一般的です。これは効率よく印刷するためです。
例えば、オフィスでコピー機を使って、A5サイズの原稿の大量枚数のコピーをするときを想像してください。A5サイズの原稿を1枚1枚コピーするのではな
く、コピー機の原稿台の上でA4サイズに2枚原稿を並べたり、A3サイズに4枚原稿を並べたりしてコピーをし、A5サイズにカットすることで、カウンター
の枚数も少なく、そして効率よくコピーができますよね。
印刷会社でも似たようなことを行っているということなのです。
そして、その大きな紙に数ページ分をまとめて合わせることを「面付け」といいます。この「面付け」がカタログ印刷において非常に重要な項目であり、見積もりの理解を深める第一歩となります。
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