Adobe Communityにて2022年12月に情報が更新されていますが、Adobe Creative Suite 6(CS6)において、ログインができなくなることによって、再インストールや再ライセンス認証ができなくなります。
現在、PCやMacにAdobe CS6がインストールされていて利用している方はそのまま継続して使えます。
ライセンス認証ができなくなるので、現在Creative Cloud契約でCS6を使っている方は使えなくなります(※)。
※初出では既にAdobe CS6がインストールされているすべての方が継続して利用できるとの旨を記載しましたが、正しくはパッケージ版のAdobe CS6のユーザーのみです(一部例外あり)。
また、パッケージ版のAdobe CS6でも、例えばPCが破損した、Adobe CS6をアンインストールしたといった状態から、再度Adobe CS6をインストールしようとしても、ライセンス認証ができないため、使うことができなくなります。
同様にパッケージ版のAdobe CS6で何らかの理由でライセンス認証が解除された場合も、ライセンス認証ができないため、使うことができなくなります。
Adobe CS6は2011年5月にリリースされたアプリで、2023年1月から見るとリリースから既に11年が経過しています。印刷業界・DTPでは、比較的安定したバージョンとして長く使っている方もまだいるかと思います。
当時のAdobe CS6 Design Standard の価格は166,950円、Adobe CS5からのアップグレードでも70,350円と、Master Collectionでは334,950円(Adobe CS5からのアップグレードは135,450円)と、現在のAdobe Creative Cloud(CC)の月額料金から見てもかなり高額でした(毎年ではないにしても、2年おきくらいに新バージョンが出ていましたね)。
いずれにせよ、2月からAdobe CS6が使えなくなる可能性がありますので、使っている方は注意が必要です。
今後はAdobe CCしか選択肢がない状況になりますが、Creative Cloudの最新版を使うのであれば、まずはAdobe Blogにある「PDF&出力の手引き2023」のページを参照してください。
こちらにはデータ作成や出力に関する注意点やバージョンによる違いなどが記載された以下のガイドが掲載されています。参考にしてみてください。