印刷業界の専門新聞である「プリテックステージニュース」(ニュープリンティング社発行)の2016年9月25日号の秋季生産技術特集号が発行されました。
印刷受注の経路が少しずつ変化しているようだ。かつては顧客の販促や業務で必要となる印刷物を担当者が印刷会社へと発注していた。印刷会社はそれを受託し納品する。その形態は今も続くが、印刷会社の視点は顧客の業務の中で印刷物がどう役割を担うかに移りつつある。顧客がかかえる課題解決の中から印刷物を受注するのである。
プリテックステージニュース 2016年9月25日号1面
この特集の中で吉田印刷所・日本アグフア・ゲバルトによるフレッシュプリントコンソーシアム設立・フレッシュプリントコンソーシアム対談の要旨・工場見学会についての記事が掲載されました。
プリテックステージ 2016年9月25日号6面
フレッシュプリント普及でコンソーシアム アズーラ速乾印刷で市場を創出
- 印刷会社のコスト削減だけでなく、ユーザーにとっても印刷物が無駄にならない仕組みを広げていくためフレッシュプリントコンソーシアムを設立
- 印刷会社は納めた印刷物が無駄なく使われているかまで考えるべき
- アズーラの刷版で水を絞れることで乾燥時間の短縮とパウダー量の削減が実現
- 分割した印刷をする印刷物への取り組み「フレッシュプリント」は印刷会社の今後の発展に寄与する
- このフレッシュプリントへの取り組みは一社だけが行うより業界全体で行うことが効果的なので二社共同でフレッシュプリントコンソーシアムを立ち上げた
常に新しい情報を発信 顧客が喜ぶ仕組み作りを目指す
- お客様は印刷物をストックするのが当たり前になっているが、この点を変えていきたい
- 印刷物の廃棄される原因は情報の陳腐化
- 印刷物もネット広告同様に常に新しい情報が提供できるような仕組み作りをすべきだ
記事として掲載いただき、ありがとうございました。
関連情報・参考資料
- 発刊案内一覧(ニュープリネット)
- ニュースリリース:吉田印刷所と日本アグフア・ゲバルト「フレッシュプリントコンソーシアム」を発足