印刷屋さんが使うソフトとして、いま一番勢力が強いのは、なんと言っても、Illustrator です。
でも、ページものが苦手という弱点があるので、ページもの用のソフトとして、QuarkXPress と Adobe InDesign があります。
QuarkXPress は、数年前までとても使用者が多かったのですけれども、Mac OS X 版の発売が遅れたため、その間に InDesign に移行した方もけっこういらっしゃるようです。
しかし、QuarkXPress の軽快な操作感が忘れられない……
または、QuarkXPress の操作感がいいという先輩の気持ちがわからない……
そんな方のために、InDesign で、QuarkXPress の操作感を再現したムービーを作ってみました。
InDesign CS2 で QuarkXPress 風操作をしよう
つまり、QuarkXPress 風操作というのは、マウスをなるべく使わないで、キーボードショートカットを多用した操作方法です。
QuarkXPress 使いは、こういう操作を、もっとテキパキと入力して、ドキュメントを作り上げていたわけです。
QuarkXPress 3.3 が発売されてから、InDesign CS2 がある現在までには、10数年の時代の差があります。その間に廃れてしまった感がある制作風景です。
ところで、いま、ゲームセンターに行くと「音ゲー」と称する、入力をいかに正確に行うかを競うゲーム機があります。
今時の若い子に QuarkXPress 風制作をやってもらうと、意外となじんでくれるかもしれませんね。(ないか)