「DTPエキスパート認証試験」を知っていますか?
DTP というのは、印刷物を作るときに、印刷機に取り付ける「はんこ」をつくる作業を、パソコン上で行うことです。
よく、パソコンが詳しければ印刷ができるんでしょ、って言う方がいらっしゃいますが、残念ながら現状そこまでパソコンはがんばってくれません。DTP の作業次第で、同じ製品を作るのに、効率よくできあがったり、不必要な打ち合わせ・作業を繰り返したり、差が出てしまうのです。
そういうわけで、DTP の作業の内容と、印刷物を作る作業までをひっくるめた内容を、認証試験として、日本印刷技術協会(JAGAT:ジャガット)から提供されています。
この資格試験の特徴として、車の免許のように、有効期限(2年)があり、車の免許と違って、有効期限の更新には、更新試験として、追加問題の提出をしなくてはならないということです。
もっとも、印刷物を作るのに免許や資格なんて必要ありませんので、この資格自体あったからどうなんだ、っていう話ではありませんが、どちらかというと、追加問題が役に立ちます。
業界の最新の DTP の作業内容や、印刷物を作るのに知っておきたい法知識までをサポートしていますので、印刷物を作る者としてのトレンドをフォローアップできるのです。
新規の試験は、年2回試験を開催しているので、これから受けたいという方は、冬の試験になります。すこしお金はかかりますが、自己啓発のツールとしてつかえるのではないでしょうか。
関連リンク:
日本印刷技術協会:DTPエキスパート
さて、なぜ唐突に DTP エキスパート認証試験の話をしたかというと、私がちょうど更新試験を申し込んだばかりだったからです。がんばらなきゃ……