12月も半ばに入りまして、本格的な冬が始まろうとしています。
先々回のこのblogで、何気なく「消雪パイプ」なんていう言葉を使ったところ、社内の人から、「その単語は新潟でしか通じないぞ!」と言われました。
言われてみると、パソコンの日本語変換で一発変換できない!
私は新潟に来てから結構経つので、言われるまで気づかないほど新潟になじんでしまっていたのかもしれませんが、確かに私の実家では圧雪状態になった道路に融雪剤を撒いたり、ロードヒーティングを設置したりしていました。
というわけで、消雪パイプというものを調べてみました。
消雪パイプを調べるのに、今回は、利用者みんなで作り上げていくオンライン百科事典、Wikipediaを利用しました。
この装置は柿の種で知られる新潟県長岡市の浪花屋製菓の創業者今井與三郎が、周囲には雪が積もっているにも関わらず、地下水の滲みだしている箇所にだけ雪がないことに目をつけ考案したとされる。どうやら、新潟県の長岡が発祥の地なんですね。
「消雪パイプ」の名称は新潟県内ではよく用いられるが北陸地方などでは「融雪装置」といった場合この消雪パイプを指す場合が多い。
発祥の地である長岡市をはじめ、長野県北部、北陸から東北の平野部で雪の多く降る比較的気温の高い地域でよく見られるが、北海道や山間部など気温の低い地域では消雪のための水自体が凍ってしまうため、雪を水で融かすのではなく路面を暖めることによって融かすロードヒーティングが多く用いられる。
ちなみに、文中の浪花屋製菓の缶入り柿の種は、新潟出身で久しく新潟に帰っていない人のところに持って行ったらとても喜ばれました。ご贈答用にもいいですね。