プリンタメーカーの沖データさんのWebで、「いまさら聞けない!? DTP・印刷の基礎知識」という特集が組まれています。
印刷物を作る業務は、常に同じ人が作っている、というわけではなく、担当者が交代することもあると思います。そのときに起こるのが、知識の伝達がうまくなされていなく、問題のあるデータを作ってしまう現象です。
これは、印刷物を制作するための知識をまとめて得られる機会が少ないことと、DTP作業というパソコン上の作業(プリプレス工程)で、印刷機(プレス工程)や折り機・製本機(ポストプレス工程)などを想定して作業しなくてはならず、印刷業以外の方が挑戦した場合、現物がない状態で知識を身につけなくてはならないことによるものだと思います。
私どもでも、例えば、印刷機に取り付ける刷版という、インキが着くところと着かないところがレーザーで焼き込まれているアルミ板を、はたして「はんこ」という名称でお伝えしてしまっていいのか、一般に「はんこ」といえば三文判や銀行印のような「印鑑」を思い浮かべてしまってかえって理解の妨げになりはしないか、などと悩む日々だったりします。
そんななか、沖データさんの特集は、現在のところ
- 第一回 プリントアウト基本のおさらい!
- 第二回 なぜ印刷物はCMYKのインキを使うのか?
- 第三回 印刷線数と出力解像度の違いってなに?
- 第四回 画面の色と出力の色が違う!
- 第五回 フォントのアウトライン化はもう古い?
- 第六回 ブラックのオーバープリントが必要なのはなぜ?
これから印刷に挑戦! という方は、ご覧になってみてはいかがでしょうか。