紙は、1枚ずつだと使いにくいですから、大抵は何かでまとめて使いますよね。たとえば、ホチキス(ステープラー)で、ガッチャンと留めることはよくやられています。
しかし、ホチキスで留めてしまった紙を古紙リサイクルにそのまま出してしまって、いいものなのでしょうか。
答えは、「ホチキスを付けたままそのまま出してしまっても良い」となります。
古紙リサイクルで回収された古紙は、古紙から再生パルプを製造する工程で、パルパーと呼ばれる機械で、どろどろに溶かされてしまいます。その過程で、ホチキスの貼りの金属は除去されてしまうのです。
むしろ、本の背に使う製本のりが、どろどろにとかす過程で除去されきれず、製品に影響を与えてしまうとのことです。
特売プレス・吉田印刷所で使用している製本のりは、「難細裂化EVAホットメルト製本のり」というものを使っており、古紙再生過程で邪魔をしないようになっております。興味のある方は、ご相談ください。