先日、
IllustratorだけでQRコード生成ができる、Illustrator用スクリプト
という記事で、Illustrator CS以降で使えるQRコード生成スクリプトの紹介をしました。
今回は、文字列を入力して送信すると、QRコードが表現されたPostScriptファイルがダウンロードできるオンラインサービス
をご紹介します。
このサービスは、インターネットブラウザでアクセスできるウェブページで、アクセスすると、テキストボックスが1つ、ボタンが1つの、とてもシンプルな仕組みになっています。
このテキストボックスに、目的の文字列を入れて、「ファイルをダウンロード」ボタンを押します。
すると、ブラウザによってまちまちですが、ダウンロードファイルをどうするかのダイアログボックスが出てきますので、「保存」するようにします。
今回はデスクトップに保存しました。
あとはこれを、Illustratorで開くだけです。
ちゃんとパスで構成されています。
Illustratorで開いたあとのデータは、PS解析されたあとのデータになっています。Illustarator 8~10では、平滑度が300になっていると思いますので、気にされるのであれば全選択して、属性パレットの平滑度を800(デフォルト)、もしくは普段使っている値に修正してください。また、なるべくならば、開いたあとのドキュメントから、別のドキュメントに貼り付けて(開いたときのドキュメントは保存しない)利用した方が安全かと思います。
制作者様のblog記事:netswitch! | Illustratorなどでパスとして使えるQRコード生成サービス
QRコードの生成は、実際にはエラー訂正レベルなどの設定ができるのですが、今回のツールは、その点が省略されていること、また、社内制作物の情報を厳しく管理している現場では、利用に際して社内の規定に抵触する可能性がある点をご注意いただいたうえで、活用できるかと思います。なんといっても、Illustratorの他にソフトが要らないし、IllustratorのインストールされたフォルダをいじることなくQRコードができるという点で、有用だと思いました。