みなさんは、「コンピュータ」と「コンピューター」、どちらで書きますか?
書籍制作の現場では、これらの用字統一がしっかりなされているはずです。
その「コンピュータ」のOSの大手、マイクロソフト社が、カタカナ語の用字統一の方針を改めたというニュースがありました。
「フォルダ」が「フォルダー」に、マイクロソフトが長音表記を変更
マイクロソフト株式会社は7月25日、外来語に由来するカタカナ用語末尾の長音表記を、内閣告示ルールに基づいた表記に準拠すると発表した。今後提供される製品・サービスの次期バージョンより適用される。
今回の表記変更により、「コンピュータ」は「コンピューター」に、「プリンタ」は「プリンター」に、「フォルダ」は「フォルダー」に変更される。なお、「ソフトウェア」「スケジューラ」「プロセッサ」などは慣例に基づいて長音表記はつかない。今私が使っているWindows XPでは、至る所に「コンピュータ」「フォルダ」など、音引きが無い表記がされています。
新しい製品では、これと全く同じ画面のものは表示されませんが(すでにWindows Vistaではマイコンピュータではなく、コンピュータ表記に改められている)、Windows全体で表記が「コンピューター」「フォルダー」になるということになるのだと思います。
もし、Windowsの操作画面を撮影し、解説するような書籍を作るときは、音引きの表記を気にかけるようにしたほうがいいかもしれません。
当社も、パソコンの操作画面をふんだんに使って、DTP業務や印刷業務に役立つ「DTPサポートページ」などのコンテンツを作っていますので、気をつけたいと思いました。
●DTPサポート情報
https://www.ddc.co.jp/dtp/