今日は、ふりがな(ルビ)を振ってくれるサービスを紹介します。
編集作業で、ふりがなを振るのって、けっこう、大変ではありませんか?
大変なのは、漢字の部分の読み方をひらがなに起こす部分と、それを組版として設定し、ふりがなとして読める状態に表現する部分の、大きく2つの部分に分けられると思います。
その2つのうちの1つ、漢字の部分の読み方をひらがなにする部分を自動的にやってくれるサービスが、
ふりがな(ルビ)を追加
http://www.seuzo.jp/st/WebApp/yahoo_ruby.html
です。
早速使ってみました。
例文として、このblogの
「乾燥促進印刷」で印刷現場もきれいになりました
の文字列を使ってみました。
まず、サービスのサイトをブラウザで開いて、「▼テキストを入力してください(約500文字まで)」という部分に、テキストをコピーペースとします。
あとは、「▼学年を指定してください」「▼区切り文字を設定してください」に、漢字にどのようにふりがなを付けるか、ふりがなの表現方法はどのようにするか、等を設定します。
最後に、「▼パスワード(メールアドレス)を入力してください」に、メールアドレスを入力します。入力中は、パスワード入力時のように、マスクされます。
あとは、「変換ボタン」を押します。
すると、次のような画面が表示されます。
設定したとおりの区切りでふりがなが挿入されています。
こんにちは! |特売(とくばい)プレスの|担当(たんとう)「よっくん」です。
|吉田(よしだ)|印刷所(いんさつしょ)では、|年(とし)に|何回(なんかい)か、|全社的(ぜんしゃてき)に|大掃除(おおそうじ)をしています。お|盆前(ぼんまえ)のこの|時期(じき)にも|行(おこな)っています。
|掃除(そうじ)といえば、|弊社(へいしゃ)の|印刷(いんさつ)|工場(こうじょう)は、|粉(こな)っぽさがありません。
なぜでしょう?
UV|印刷(いんさつ)でパウダーが|必要(ひつよう)ないから?
……|残念(ざんねん)でした! ちがいます!
|弊社(へいしゃ)には、UV|照射(しょうしゃ)|印刷機(いんさつき)はありません。
こんな感じになります。こうなっていれば、あとは組版ソフトのタグに変換しやすいですよね。
制作者様のblog記事:
ふりがな(ルビ)を追加 - 名もないテクノ手
このサービスは、Yahoo! JapanのAPI「ルビ振りWebサービス」が使われているとのことです。
組版ソフトから、直接ルビ振りができるような未来が期待されます。