弊社は、環境に配慮したインキとして、早い段階でソイインキ(大豆油インキ)に切り替えていました。ソイインキを使用している印刷会社は現在ではかなり多いと思います。
そんな中、大豆油ではなく、米ぬか油を利用した「ライスインキ」が開発されました!
サンエー印刷/米ぬか油を使用した「ライスインキ」を開発・実用化
中略株式会社サンエー印刷(所在地:東京都豊島区 代表取締役社長:岡村俊雄)は米ぬか油を使用した「ライスインキ」をインキメーカー2社と共同開発し,ライスインキによる印刷を実用化・製品化しました。
地産地消というのは、地域の特産を、大量消費地に送るだけではなく、その土地で消費しよう、というもので、農産物を生産する町でスローガンとして上げられていることが多いと思います。学校における「食育」に合わせて、学校給食でその土地の特産物がでる、ということも行われています。そこで着目したのが「地産地消(ちさんちしょう)」と「輸送マイレージ」という言葉。日本を中心としたアジア地域の米から作られる米ぬか油がインキ材料に使えないか? それは大豆油に頼ることもなく,また大豆油よりも輸送するものの生産地と消費地が近ければマイレージ(距離)は短くなり,その際の排気ガスや燃料消費など減らすことができ,いろいろな点で環境へやさしい方式となります。
弊社がある五泉市の特産は「サトイモ・レンコン・キウィフルーツ」ですので、給食としてはいいのかもしれませんが、これらから油が取れるとは思えず、印刷用インキに転用できそうにありません。
残念です。
それにしてもお米を使った印刷のアイディア、とても感心いたしました!
吉田印刷所では、弊社の特徴「乾燥促進印刷」用に特性を合わせた大豆油インキを使用しており、環境配慮がされていますので、是非ご用命ください。