印刷タイムズ様で、以下のタイトルのニュースが掲載されていました。
■印刷インキ工業連合会 「植物油インキ」の定義および準拠マークの使用基準を設定
http://www.monz.co.jp/2009/01/post_823.html
印刷インキ工業連合会(小江紘一会長)は環境対応型インキの安定供給を続けるため、このほど、「植物油インキ:Vegetable oil ink 」の定義およびその準拠マークの使用基準を設定し、2月1日から製品への表示を開始する。また、植物油インキをした印刷物にも、準拠マークを使用することが可能。
確かに以前そういう話題がありました。大豆油インキの商標登録が2011年で切れるが、米国の大豆業界はマークを辞めるという意向を示しており、業界としてそれに替わるマークを用意しておいた方が良いということから検討した。
■『ソイシール』廃止 米国大豆協 使用許諾業務を終了へ:米坪.com(紙市場)
http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=12559
ソイシールは、印刷業者などが申請を通しておけば、使用期限無し・無料で印刷物に入れることができるので、印刷物につけられる環境配慮マークの中でもよく使われているマークです。特に弊社では、インキをほぼすべて大豆油インキに切り替えておりますので、ソイシールを入れた印刷物の御発注をよく頂いております。
こんなに普及したのに、国外の団体に依存していたことによって使えなくなるのはもったいない気がします。
ソイシールに変わる新しい「植物油インキ準拠マーク」はまだ見ていませんが、スムーズな移行と、新マークの周知が求められます。
今の時点では、ソイシールは使用できますので、吉田印刷所・特売プレスの印刷でソイシールを入れた製品を作ってみてはいかがでしょうか。弊社ウェブサイトでソイシールのロゴデータを用意していますので、ご利用ください。
■吉田印刷所のソイシール・大豆油インキ情報
https://www.ddc.co.jp/eco/soyseal.html