今日は、WordデータをInDesignで組みなおす作業をさせていただきました。
Wordはバージョン1.2Aの頃から使っており、InDesignも1.0Jの頃から見ています。そのような見地から、双方のソフトの使い勝手を比較して、明確に違っているのは、行間(行送り)の取り扱いです。
Wordの場合、文章の上で右クリックして表示されるコンテキストメニューの中から、「段落...」を選んで、「インデントと行間隔」タブの中の「間隔」グループ内の「行間」から「固定値」を選択し、「間隔」から「18pt」などの行送りを入力することになります。
それに対して、InDesignは、文字パレットに最初から行送りが用意されています。
このように、ソフトウェアによって行送りの指定のやりやすさに差があります。特に、Wordでの行間の設定の煩雑さが目立ちます。
実際、これによって、Wordで制作されたデータでは、行間の設定が適切になされていないものがよく見られます。
今回頂いたお仕事では、行間の設定がやはり詰まりすぎで読みにくい印象がありましたので、InDesignでレイアウトしなおすときに行間を大きく取るように変更いたしました。
Wordでレイアウトする機会がある方は、行間設定、重要ですよ!