標準的な「出力できるPDF」がわかる。DTP Booster 009が2009年12月東京で開催

投稿時間:2009-11-07 16:05

DTP Booster 009(Tokyo/091208)(2009年12月8日、デジタルハリウッド本校セミナーホールで開催)

当社吉田印刷所は、PDFの出力方法がまだ確立していなかった時期からPDFでの印刷データの受付を開始しており、いまではPDFによる入稿がかなりの比率を占めるようになりました。

その過程で、参考にした情報源の一つとして、RIPベンダの大日本スクリーン製造株式会社様のRIP製品「Trueflow」の出力情報「Trueflow出力の手引き」があります。

Trueflowは、PDFに対応したワークフローRIPとして登場しましたが、この製品で出力できるPDFをどのように作るか、という情報源が「Trueflow出力の手引き」というPDF文書でした。このPDF文書は、TrueflowというRIPに合わせて記述されている個所もありますが、基本的にはアプリケーション側から印刷用のPDFをつくるときのアプローチにページを割いて説明がされており、Trueflowではない他社のRIPを使うときや、RIPを特定しないで印刷用PDFを作るときにも使える情報源となっています。

今回、DTP系のセミナーイベント、「DTP Booster 009(Tokyo/091208)」にて、「Trueflow出力の手引き」執筆者の方のセミナーがあるということなのでご紹介いたします。

DTP Booster 009(Tokyo/091208)(2009年12月8日、デジタルハリウッド本校セミナーホールで開催)
DTP Booster 009(Tokyo/091208)

東京のお茶の水で2009年12月8日に行われる有料セミナーとなっています。

出力できるPDFに関する相談は、私ども吉田印刷所にされても当然結構なのですが、上記セミナーで直接RIP開発者の講義を受けるというのもいいのではないでしょうか。

さんざんPDFの安定出力に悩まされた私も参加したいです。

ちなみに、上記ページの講師の松久氏のプロフィール欄に登場している「GetThePicture」というOPIシステムを使うと、QuarkXPress 3.3Jの入稿データの画像部だけをJPEGエンコーディングDCS形式に保存してGTPサーバに保存、生成されたLowResファイルをQuarkXPressにリンクしなおすことで、JPEGエンコーディングEPSの分解に対応していないRIPでも正常に出力でき、RIPへの転送量も少なくなるなどのメリットがありました。これにより、まだ国内で普及がほとんど進んでいなかった菊全版CTPセッターでポスターを製版するときにとても重宝しました。


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