ページものの印刷物を作る時、版面設計といって、文字の大きさ、字送り、改行の行送り、余白などをしっかり作ります。特に、新しい書籍のシリーズを起こすときは、一番最初の版面設計はとても慎重に作りこみます。
この版面設計は、基本的に文字の大きさを単位として計算されますので、電卓でいろいろな掛け算をしてやっと数値が決まり、それをページレイアウトソフトに設定する、なんてことが行われています。
その手間を軽減できる、iPhone用アプリが紹介されていました。
「Q数」指定をptやmmに一瞬で変換! デザイナー必携のiPhoneアプリが登場 | クリエイティブ | マイコミジャーナル
とのこと。オブラゴンは、組版における指定表現「Q数」を現在主流のptやmm表示に一瞬で変換するiPhone/iPod touch用アプリ「文字組計算機/MojiKumiCalculator」をApp Storeにて発表した。価格は無料。
私の携帯電話は残念ながらGoogleケータイで、iPhoneではないので今回のアプリは使えないのですが、印刷物制作に従事している人はiPhoneユーザーは多いと思いますので、使ってみられたらいかがでしょうか。