社内勉強会で、弊社のいろんな部署の方の前で講師をしました。その時に使った教材の中で、ちょっとしたネタを披露します。
携帯電話についているデジタルカメラの性能は、現在300万画素でひとつの定番となっていますが、これの理由を考えてみます。
300万画素のデジタルカメラで撮れる写真のピクセル数は、1536×2048ピクセルとなっていまして、これを、日本の印刷業界で定番の印刷に適した解像度350dpiに設定した時、写真の使用サイズは、111.47×148.63mmとなります。
111.5×148.5mmというサイズに近い用紙サイズといえば、A6サイズ(105×148mm)、または郵便はがきサイズ(100×148mm)となります。つまり、300万画素=はがきサイズの写真が撮影できる能力、ということになります。
年賀状に使う写真を用意するには、300万画素のデジカメで十分、というわけですね。
実際には、撮影サイズが最大になっていないことが多いので、注意が必要です。