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「DOT PLATE」は普通の紙の皿?と思いきや印刷で陰影を付けることで紙の皿のような立体感を出しているシートです。
皆が集まる場所や職場などでお菓子を配ったりする際に下に敷く紙も単なる紙ではなく、こうした一工夫ある紙の上に置くだけ印象が変わるおもしろい紙製品です。
使い方の他の例では、DOT PLATEの真ん中にメッセージを書いておき、それをコースターとして使って、ドリンクが入っている容器を持ち上げると隠されていたメッセージが見えるというものが紹介されていました。
メッセージの伝え方は色々ありますが、気遣いが感じられるアイテムを合わせることでメッセージが強く伝わると感じました。
紙の縁で手を切ってしまうことってありませんか? 印刷やデザインで紙に触れているとよくあることだと思います。
紙で手が切れるというとても不幸なことを他の役立つことに変化させて応用できないかと考えられたアイテムが「すべて紙でできたカミソリ」です。手が切れるくらいのものであれば確かに髭も剃れそうですよね。
このアイテムはあくまでフィクション・コンセプト製品で、使い捨てを想定している商品のようです。
ブランドサイトでは紙製品でも使い捨ての商品が作れるはずなのに、一般的な(プラスティックや刃物の付いた)使い捨てカミソリは本当にすぐに使い捨てられるのは問題ではないかと疑問を呈するためのフィクション・コンセプト製品のようです。
新聞紙は書かれている内容を読むだけ、なのでしょうか。エクアドルでは雨期のシーズンだけ、とても変わった新聞を発行したそうです。その変わった新聞は内容ではなく、用途。
急な雨の時にさっと新聞紙を使って傘の代わりにできるおもしろい新聞です。最近はあまりないかもしれませんが、日本でも新聞を傘の代わりにする光景は以前見られましたよね。ただ、普通の新聞をそのまま傘の代わりにしても、紙が雨で溶けて(分解されて)しまいます。それを防ぐために防水加工を新聞にしてあるのです。
防水加工の原理は新聞の印刷が終わった後、フィルムコーティングして防水加工としています。フィルムコーティングはいわゆるPP加工でしょうかね?
普段、書籍やカタログで汚れ防止・表面保護に使われるフィルム加工が、こうした日常生活の中の印刷物に使われると、また違った意味を持たせられますね。ユーザーの行動から新たなニーズを生み出した大変おもしろいプロモーションでした。
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