薄紙といっても紙の厚さはさまざまです。
対応薄紙のページでも紙の厚さを紹介していますが、実際に紙厚測定器で測定して比べてみました。
紙厚測定器の金属の棒と棒の間に紙を挟んで測定します。反対側にあるダイヤルを回すと金属の棒の距離が変化します。
紙厚測定器で計測した値は、紙を測る箇所で多少の誤差があります。このためメーカーが掲載している紙厚や対応用紙一覧に掲載している紙厚と異なる場合があります。
コピー用紙の紙厚
まずは一般的な紙である「コピー用紙」を測定してみます。
紙厚は0.089mmでした。10枚でようやく1mmに近づきます。
ちなみに日本人の髪の毛の太さの標準は0.08mm程度(公益社団法人日本毛髪科学協会による)なので、髪の毛の太さとコピー用紙の紙厚は同じくらいということになります。
ティッシュペーパーの紙厚
次にティッシュペーパーを調べてみます。
ティッシュペーパーは2枚重ね(ダブル)の場合が多いので、ダブルの場合と、1枚にしたシングルの厚さを調べてみます。
シングルは0.033mmとかなり薄いです。
グラシン紙の紙厚
それでは半透明感のあるグラシン紙はどうでしょうか。
いくつかある紙厚のうち、今回は「薄口」を調べてみます。
紙厚は0.026mmとティッシュペーパーよりも薄いです。
レーヨン雲竜紙の紙厚
次に風合いのある和紙のような薄紙「レーヨン雲竜紙」を調べてみます。
紙厚は0.057mmと、ティッシュペーパー(ダブル)と同じくらいの厚さという結果でした。
薄葉紙 菊の紙厚
最後に「薄葉紙 菊」を調べてみます。
こちらの紙は透け感のある柔らかい紙ですが、紙厚は0.028mmとグラシン紙の薄口と同等の薄さです。
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対応している用紙は以下のリンクをご覧ください。