スクラム製本・針金無し製本・空綴じ 冊子印刷
スクラム製本は、二つ折りにした印刷物を重ね合わせていく綴じ方です。新聞・広報誌・PTA会報誌・フリーペーパーなどでよく見る綴じです。
スクラム製本について
スクラム製本とは、二つ折りにしたものを重ね合わせて(差し込んでいって)、冊子のようにまとめる製本形式を意味します。
背の部分に針金を使用する中綴じの針金がない製本と表現されることもあり、針金無し製本・空綴じとも呼ばれます。
また、一般的な新聞は二つ折りにしたものを重ね合わせているので、新聞形式製本とも呼ぶこともあります。
その他、差し込む形式なので差し込み製本・挟み込み製本と呼ぶこともあるようです。(「挟み込み」とだけ呼ぶ場合もあります)
スクラム製本がよく使われる印刷物
- 一般的な新聞
- 市町村の広報誌
- PTAなどの会報誌
- 複数ページの新聞折込チラシ(百貨店・アパレルなど)
- フリーペーパー・ニュースレター
スクラム製本のメリット
「中綴じ」「平綴じ」などで使用される針金(ステープル)を使用しないスクラム製本は、以下のような目的・メリットがあります。
- 保育園・幼稚園・小学校・介護施設・学習教材メーカーで、小さなお子様やシニアが針金の金属でケガをするのを防ぐため(安全・安心確保)
- 企業やNPO団体で、環境に配慮し、リサイクルをしやすい印刷物にするため(基本的に紙だけなので分別しやすい・シュレッダーに掛けやすい)
スクラム製本の冊子印刷のご注文について
スクラム製本は基本的に中綴じ製本の印刷料金と変わりません。
冊子印刷の中綴じ製本の印刷価格表よりご注文を進めて頂き、ご注文手続きの最後の方にあるコメント・連絡欄にて「スクラム製本」「綴じ無し」などのご指示をお願いいたします。
ただし、1枚もののペラを挟み込む6ページの冊子などは料金表がございませんので、窓口までお見積もり依頼をお願いいたします。
ご注意点
スクラム製本は紙の種類などによりますが、最大でも20ページ程度までの対応となります。
針金(針金)や糊で綴じる製本方式と異なり、重ね合わせている紙同士がズレやすい点に注意が必要です。
その他の詳細はDTP・印刷用語集のページをご覧ください。
スクラム製本(針金無し製本・空綴じ) (DTP・印刷用語集)
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