印刷データ作成ガイド
Illustrator CS3 の新規ドキュメント設定(トンボ・ラスタライズ効果など)について|Illustrator
Illustrator CS3 で新規ドキュメントを作成する際の設定について説明します。
新規ドキュメントを作るときの設定の手順
ここではポストカード用のドキュメントを作成する例を元に説明をします。
メニューから「ファイル」→「新規」で新規ドキュメント画面を開きます。
サイズなどの基本設定をする
新規ドキュメントの設定画面は以下の様に設定して「OK」をクリックします。
- ドキュメントに任意の名前を付けます。ここでは「ポストカード印刷用」とします。
- 印刷物の仕上がりサイズを入力します。
- ここで設定したサイズが正確なトンボを作るうえで重要なポイントとなりますので正しい数値を入力してください。
- 詳細は以下の通りにします。
- カラーモード:CMYK
- ラスタライズ効果:高解像度(300ppi)
トンボを作成する
新規ドキュメントが開いたら、メニューから「オブジェクト」→「トリムエリア」→「作成」を選択します。
すると、次の様になります。
《注意》この「トリムエリア」で作成したオブジェクトは、画面上で見えても、選択ツールなどで選択できません。
メニュー「オブジェクト」→「トリムエリア」→「解除」を選択します。
するとトリムエリアのオブジェクトが消えて、代わりにアートボードぴったりの四角い塗りなし、線なしのオブジェクトが現れます。
このオブジェクトが選択されたままの状態で、メニューから「フィルタ」→「クリエイト」→「トリムマーク」を選択します。
オブジェクトとして選択できるトンボ(トリムマーク)ができあがりました。
できあがったトンボは制作中に誤って動かしたりしないようにロックを掛けておくことをお薦めします。(Mac:Command+「2」/Windows:Ctrl+「2」)
以上で完了です。