概要
このページではフリーソフトのPrimoPDFというPDF変換ソフトウェアを使用して、Word・Excel・PowerPointなどのWindows用ソフトウェアのデータから印刷用PDFを作成するための手順を掲載しています。
ソフトウェアのダウンロード
PrimoPDF日本語版のダウンロードはエクセルソフトのページから行えます。
※このページでは上記ページでダウンロードできるPrimoPDF バージョン4での説明になります。ほかのバージョンでのご案内はいたしかねます。予めご了承ください。
PDF変換の手順
※画面はWindows 11・Microsoft Word(Microsoft 365版)バージョン2412です。
Microsoft Wordなどで変換したいドキュメント・データを開きます。
メニューから「ファイル」を選択します。
「印刷」をクリックして、プリンターを「PrimoPDF」に変更して「プリンターのプロパティ」をクリックします。
「用紙/品質」のタブをクリックし、「詳細設定」をクリックします。
グラフィックスの項目にある「印刷品質」を「600dpi」(もしくは300dpi)に変更し、「OK」をクリックします。
前の画面に戻るので「OK」をクリックします。
「印刷」をクリックします。
以下のエラーダイアログが出た場合は、右上の×をクリックして閉じてください。(PDF変換に影響はありません)
しばらくするとPDF変換設定のダイアログが表示されます。
- PDFの変換方法は「プリプレス」を選択します
- ファイルの保存先は「...」をクリックして選択します
- ポストプロセスはPDF変換したあとの動作を設定します。「PDFを開く」にすると、PDF変換が完了すると変換したPDFを自動的に開きます。
設定が終わったら「PDFの作成」をクリックすると、PDF変換されます。
以上です。
注意点
PrimoPDFはPDF変換すると全てのカラーがRGBカラーになります。
CMYKカラーが使用できるソフトウェア(Adobe Illustrator・Adobe Photoshop・Microsoft Publisherなど)からPrimoPDFを使用してPDF変換してもRGBカラーになってしまいます。CMYKカラーで設定されたカラーの色彩が変換され、損なわれますのでご注意ください。
フォントの種類によっては、正しく変換されない場合があります。詳しくは以下のページをご覧ください。