“RGBカラー空間とCMYKカラー空間の違い” の意味・解説

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概要

このページではRGBカラー空間とCMYKカラー空間の違いを3D表示にて比べたものを掲載しています。

RGBカラー空間

RGBカラーはLabという色空間で見るとおよそ以下のような空間で表現されます。(RGBはここではsRGBカラーとしています)

※カラーの表示はMacOS Xに付属のColorSyncユーティリティを使用しました。


RGBカラー空間とCMYKカラー空間

RGBカラーとCMYKカラーの空間を同時に表示してみます。(CMYKカラーはここでは「Japan Color 2001 Coated」としています)白くなっている部分がRGBカラー空間、カラーになっている部分がCMYKカラー空間です。


以上のように、(B-2)の上側の黄緑色系のカラーの部分、(B-2)の右側の明るい青色の部分、(C-2)の左側の明るいピンク色の部分に白色の部分が大きくはみ出ています。この部分はCMYKでは再現されないカラーであるといえます。

このようにRGBカラーで指定したカラーをCMYKでは再現ができない場合があります。

逆に、CMYKカラー空間の方がRGBカラー空間よりはみ出ている部分もあります。この部分はRGBでは再現できないが、CMYKでは再現できる部分といえます。

このため、RGBカラーをCMYKカラーに変換する際は色味が変化いたします。MS Office(Word・Excel・PowerPointなど)などのビジネスアプリケーションはRGBカラーですが、当社にてCMYKカラーに自動的に変換いたします。この際の変換のカラーは指定できません(プリントアウトに合わせるなど)のであらかじめご了承ください。