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印刷するときの用紙の選択は印刷物の仕上がりに非常に影響を与える項目です。ここでは代表的な用紙を説明します。
用紙が違えば、インキの乗りやインキの反射率が異なります。このため全く同じデータでも印刷結果が異なってきます。この点に注意をして紙を選択してください。
印刷用紙の分類
紙の表面に塗料を塗布することで、白色度や平滑性、インキの受理性、あるいは網点の再現性、印刷光沢、印刷不透明度などを高めたものが塗工紙です。これによって、印刷物により質感や高級感を与えることができます。
塗工紙は、塗料の塗布量と、ベースになる紙の種類によって分類されます。
光沢を出した紙(グロス系)は白紙光沢、印刷光沢とも高く、写真中心とした印刷に適しています。光沢を抑えた紙(ダル・マット系)は文字中心の印刷に適しています。ダル系の紙は白紙光沢のみを抑え、マット系の紙は白紙、印刷の両光沢を抑えたしっとりとした風合いになります。
関連情報・参考資料
- 紙のサイズについて[A判・菊判・四六判・A1・B2など](DTP・印刷用語集)
- 紙の厚さ・重さについて(DTP・印刷用語集)
- スーパーユポ(DTP・印刷用語集)
- マットポスト(DTP・印刷用語集)
- アートポスト(DTP・印刷用語集)
- キャストコート紙(DTP・印刷用語集)
- ダルアート紙・スーパーダルアート紙(DTP・印刷用語集)
- マットアート紙(DTP・印刷用語集)
- ダルマット紙(DTP・印刷用語集)