解説
トーンジャンプとはカラーが滑らかに変わっていくべき場所が急激にカラーが変化することです。バンディングとも言います。
大げさに表現すれば以下のような状態を言います。
データとしてのトーンジャンプは、Illustratorなどで長さが大きいグラデーションを作成したときなどに発生します。画像では空などで段差が目立つトーンジャンプが発生することもあります。
また、印刷でのトーンジャンプは、ある特定の濃度において、網点同士が急激に接近し始めてしまう場合があり、その結果、急激にカラーが変化してトーンジャンプになります。肌色などの中間調で多く発生するようです。ただし、網点形状の特性により、実際に現象が発生していても気付きづらい場合もあります。
以下のページで、グラデーションで発生したトーンジャンプを軽減する方法を紹介しています。
また、Adobe Illustratorのマニュアルにはトーンジャンプが発生しやすい長さも記載されています。参考にしてください。