“TTF・TrueType Font・トゥルータイプフォント” の意味・解説

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表記・読み

  • TTF…とぅるーたいぷふぉんと
  • TrueType Font…とぅるーたいぷふぉんと
  • トゥルータイプフォント…とぅるーたいぷふぉんと

解説

TrueType Fontとは、文字フォントシステムのひとつです。TTFと表現される場合があります(TrueType Font)。

AppleとMicorosftが開発したスケーラブルフォントで拡大・縮小してもきれいな曲線で出力されます。


Windowsで標準的に使用されています。


MacのDTPではQuarkXPress3.3やQuarkXPress4.1などのソフトではプリンタへの和文フォントのダウンロードができないため、TrueType Fontの使用はエラーの原因となりPostScriptフォント以外のフォントの使用は禁止されていました。

しかしIllustratorInDesignQuarkXPress6.5ではプリンタへのフォントのダウンロードができるようになっているため、TrueType Fontが使用可能な場合も多くなってきました。


フォントのエラーについて

TrueType Fontのエラーの多くは「Osakaを使用していた」というものです。文字の指定でOsakaが使用されている場合もありますが、スペース(空白)をOsakaで指定されている場合もあります。スペースであっても、Osakaは出力時にプレートセッターにダウンロードできないことが多いため、フォントが化け、スペースではない何らかの文字に変化してしまうことがあります。

QuarkXPressでテキストエディタなどからテキストをコピーしたときなどにOsakaのフォントの指定がされる場合があります。


Windowsに関してはほとんどがTrueType Fontですが、当社対応のTrueType Fontがあれば問題はありません。当社対応フォントではない場合はアウトライン化するか、PDF変換してフォントを埋め込むようにしてください。ただし、TrueType FontのPDFへの埋め込みはフォントメーカーによって対応が異なります。メーカーでご確認の上、ご利用ください。

当社対応フォントについて(Mac)(概要)

当社対応フォントについて(Windows)


また、PDF形式で保存する場合、PDF形式に変換する場合には主なTrueType FontはPDFの中に埋め込むことができます。PDFにフォントを埋め込んでいる場合はOsakaやMS明朝・MSゴシックなどを使用していても問題はありません。

PDF保存・PDF変換については以下のリンク先の情報を参考にしてください。

DTP・印刷のためのPDFデータ入稿・PDF変換について(概要)