解説
見当ずれ(版ずれ)とは、印刷時に刷版の位置あわせが正常に行われておらず、トンボの位置がずれて、特定の色がページ全体に均等にずれている様子をいいます。
見当ずれがひどいと、ヌキになっている部分に紙の地の色(主に白)が出てしまう場合もあります。
CTPと自動パンチ装置を利用することで、パンチの位置が常に一定の位置になり、版の位置ズレを減少することができます。このため大きな見当ズレが発生しづらくなります。
見当ずれ(版ずれ)の例
下の例では色版がずれているために、本来なら白いはずの「雷門」の縁が黄色くなっています。(あくまで極端な例のイメージです)
下の例では色版がずれているために、御茶ノ水駅の文字が読みづらくなっています。(あくまで極端な例のイメージです)