解説
本・書籍・冊子の各部分にはそれぞれ名称が付いています。その中の一部を紹介します。
なお、ここで紹介する名称は「吉田印刷所での呼び方」です。
本の内側…小口・のど
「小口」(こぐち)とは、本文を開いたときの、本の外側のことを指します。
「のど」とは、、本文を開いたときの、本の中側のことを指します。
「のど」の方に寄せて本文を書き込むと、綴じ方によっては綴じたときに読めなくなる場合があります。
特に無線綴じ・平綴じの場合、のど側は開きづらくなります。文字を入れる場合は十分なスペース(余白・アキ)が必要です。
また、「のど」は平綴じをする場合に他の綴じ方よりもスペースが必要です。
本の内側…天・地
「天」とは、本の上側のことを指します。
「地」とは、本の下側のことを指します。
本の外側
「背」とは、綴じてある部分で本の外側のことを指します。
「背」の幅は、表紙・本文の紙質とページ数によって異なります。
背の幅によって、表紙のデータのサイズが異なってきますので、紙の厚さがわからない場合はお問い合わせください。